はじめてのあくが終わって、心にぽっかりと大きな穴があるようです。
それくらい、私ははじあくという作品が大好きでした。
もう、最終回が掲載されてから1ヶ月経っている。
そう考えると何か不思議です。
でも何回読みなおしても、26号から先のサンデーに、はじあくは載っていないんですよ。26号のサンデーを最後まで読んで、載っていないのを確認した時、はじあくが完結したことを実感しました。
それなのに未だにはじあくが載っているような気がするのは、どうしてなんでしょうかね。
はじあくという作品を改めて振り返ると、
「楽しい高校生活」を素晴らしく表現していたと思います。もちろん、高校生活とあんまり関係ない話もありました。ただ正義と悪の話にも、ネビロスとの対決でも一貫として、ジローとキョーコの「この日常を守りたい」という思いが見受けられました。
その守りたい日常こそ、私達が読んでいて眩しい、青春に満ちた高校生活です。はじあくという作品を語る時、括りとしてはラブコメになるでしょう。
もうニヤニヤが止まらない話は、読んでいてご褒美でした。
エロコメ的なニヤニヤではなく、照れるキョーコたちを眺めているのが本当に幸せで。
ただ、ラブコメだけがはじあくの魅力ではありません。
恋というのはもちろん青春の代名詞かもしれませんが、
気の合う仲間たちで心ゆくまでワイワイする姿を描かれると、これもまた素晴らしく青春でニヤニヤしてしまうのですよ。みんなで同じ事に取り組むって、こんなに素敵なのか。
みんなで馬鹿するのって、こんなにも楽しそうなのか。本当に、ジローを中心とした面々でワイワイとしている姿は、ただただ眩しかった。
見ているだけでも楽しいけど、その輪に入りたくなるくらい、羨ましかった。
街の中で鬼ごっこをする回は、何回読んでも眩しい。
キャラが生き生きしている、という表現でも足りないレベル。
はじあくキャラがワイワイしている姿は、本当に魅力的。
単行本の表紙の時でさえ、そう思ってしまう。
羨ましいぞお前ら!青春しすぎなんだよ!なんだよそのポーズ。楽しそうにしやがって。
青木と黄村と一緒に藤木先生に抗議してやるぞ。
俺もいれろーって!はじあくの日常ほど、眩しかった作品はない。憧れた作品はない。それはどこまでも純粋で、魅力的だった。
「楽しい」が日常に詰まっていた。「心地良い」が詰まっていた。
だからこそ私たちは、はじあくの日常を羨む。
どこから見ても、素敵なんだ。これでもかというくらい、ニヤニヤした。日常を羨んだ。
本当に大好きで、読んでいる時間は心から幸せだった。
この作品を最後まで読めて、本当に良かった。
単行本最終巻が、非常に楽しみです。
とりあえず藤木先生、連載本当にお疲れ様でした。※追記
忘れてましたが、夏コミではじあくのファンブック出します。3日目東S45aです。そちらもよろしく。
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http://zelkova777.blog115.fc2.com/blog-entry-56.html「はじめてのあく」どこまでも眩しくて、憧れるような青春が詰まっていた