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「はじめてのあく」乙型のモノガタリ

はじめてのあく15巻が発売されましたねー。



はじあく単行本感想が、色々あって出来ない時期もありましたが、終盤が近いのでしっかりやっておこうと思います。
15巻は見所が実に多い巻です。

一例をあげれば、アキと赤城の受験勉強の話。
日頃のお礼に赤城にプレゼントをあげようとするアキですが、テンパリまくりです。

スキャン0010

アキだって年頃の女の子、エッチな部分だって当然ありますよ(ニッコリ
しかしいやらしいヒモの結び方だな。アキちゃんて……実は結構エッチな子かも。
ユキに言わせれば、純情だけどムッツリって感じなのかもしれませんね。
純情とムッツリが両立するかはしりませんけど!

そんなアキの可愛さが収録されている15巻ですが、やはり15巻といえば乙型です。
乙型の物語は、本誌で読んでいて非常に衝撃を受けました。

盛り上がり的には、はじあく史上1番と言っても過言ではありません。

以下、結構なネタバレのために一応収録。


ジローの誕生日であるクリスマス。
乙女たちはそれぞれ、ジローにどんなプレゼントをあげるかで盛り上がります。
プレゼントを渡すことを知らなかった乙型は、いつも以上に奉仕すると宣言。

スキャン0002

うん、アキちゃんだけでなくキョーコもシズカも人並みにえっちぃですね。
女の子もエッチなんだよ、結構。謎の彼女Xの卜部も言ってたし。

そんなキャッキャウフフなクリスマスかと思いきや、物語は思いもよらぬ方向へ。

スキャン0004

なんだってー、というAAを再生する余裕もないほど衝撃的でした。
はじあくにおいて、身内がここまで明確な「死」を突きつけられたことが無かったから。

いつもより調子が悪いことには気づいていたジローも、乙型にタイムリミットが近づいていることには気づいていませんでした。
乙型の消去プログラムは、AIを作った父親が組み込んでいたものだったから。

乙型の使命は、ジローを守ること。
期限は、ジローが18歳の誕生日を迎えるまで。
ジローを守るために作られた乙型ですが、それにジローが甘えすぎても、悪の首領としては困る。

そう父親は考えて、乙型の消去プログラムを組み込んだようです。

乙型が消えることを知っても、乙型の意向を組んで知らないふりをするメンバーたち。
しかしシズカだけが、それを破りました。
何も言わない乙型に、感情をぶつけました。
どうして言ってくれないのかと。友達ではないのかと。

本気の想いが、涙が溢れ出す。
シズカの想いを受けて、乙型も隠していた感情が溢れました。消えたくないと。

シズカがここまで感情を高ぶらせるのは、おそらく初めて。
きっと許せなかったんでしょう。自分を押し殺したまま消えようとする乙型が。
友達である自分に、何も言わないまま消えようとすることが。

しかし救う算段は無く、当日を迎える面々。
クリスマスパーティーを前に、キョーコたちにプレゼントを渡し、最後の時間をジローと過ごすことにした乙型。

スキャン0005

そっと寄り添う姿を見た時、私は泣いてしまった。

ああ、乙型とジローの距離を、この1コマでこれ以上ないくらい表現している。
乙型は、ジローを守るために存在している。ジローを支えるために存在している。

ジローと「支え合う」わけではなく、あくまでジローを「支える」存在というのが表れています。ジローがそう思っているかは別に、乙型としてのスタンスとでも言うのか。

消えゆく最後の時間に、抱きしめてもらうわけでもない。抱きつくわけでもない。
ただジローの側にいる。それが乙型の何よりの望みなんですよ。

このシーンは、構図も白を基調とした背景もシーンに非常にマッチして、乙型とジローの距離を言葉無しに上手に表現していると思います。
ジローには、情けない姿を見られたくない。そんな想いさえ伝わってくる気がします。

そして無慈悲にも訪れる、終わりの時間。
乙型は消えゆく記憶領域の中で、ゆっくりと最後を迎える……かに見えた。

「無」に向かう道の途中で、映し出される思い出の数々。そして大切な人たち。

スキャン0006

消えると分かっていても、抗えぬと分かっていてなお、溢れ出す「生」への想い。

乙型と一緒に、私も泣いてしまいました。
4巻で乙型が登場してから、15巻まで乙型がはじあくで過ごした日々を知っています。
忘れたくないという想いは、痛いほど分かる。

まぶしくて、かけがえの無い日々だから。みんなと過ごした大切な時間だから。
忘れたくない。

乙型編素晴らしい。この一言に尽きる。
本誌で読んだ時は、最後の話が盛り上がりにちょっと欠けるかなと思ったんですよ。
が、単行本で読んだら実に良かった。
週の区切りがない分、盛り上がりをそのまま受けて最後に繋がっているので、スッキリと終わっています。

雑誌で読むのと、単行本で読むのとでは結構印象が違うものだと改めて感じました。
単行本で読む乙型のモノガタリは間違いなく名作。

乙型の消去プログラムは、乙型の中でこの時まで眠っていて、そして消えたのかな。
そう考えると、ちょっと切ない。
消去プログラムが乙型にジロー様を頼むと言った時、本当に乙型にとってジローは誰よりも何よりも大切なんだなということが伝わって、自然にニヤっとしてしまった。

記事タイトルですが、乙型編のタイトルが全て「乙型の◯◯(カタカナ)」だったので、それにあやかってみました。

今回分かったことは、私が乙型が物凄く大好きということですね!

画像引用元
はじめてのあく(藤木俊)小学館




[ 2012/05/11 01:06 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)
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