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サンデーにおけるはじあく

今年のコミケではじあく本出します!
ということで、「3日目東S45a」にてはじあくファンブック本を出します。
試験やら大会運営やらバタバタした中で作りましたが、はじあく愛を存分に書けた本になったと思います。

で、今回の記事はその本に載せた文章の一部です。宣伝代わりに載せてみます。
どの文章もはじあくがいかに好きかというのを真面目に表現しているので、もし興味があったらぜひはじあく本の方よろしくお願いします。
以下本文。

サンデーにおけるはじあく

 サンデーにおいて、はじあくはどのような立場だっただろうか。掲載順位的なもので見れば、いつクラブサンデーに送られるか分からない……そんな風に思っていたサンデー読者が多いだろう。
 今でこそ変わったが、はじあくが単行本1巻を出したあたりの時期のサンデーは、毎週巻末に近い位置に載っている、「あまり人気が無さそうな漫画」をクラブサンデーに次々と送り込んでいた。表現は悪いが、島流しという印象を私は持っていた。そして私が大好きなはじめてのあくも、掲載順位的にはいつクラブサンデーに送られてもおかしくない状況だった。

 はじあくの連載が始まったのは、2009年6号からだ。半年ほど経つと2009年9号から始まった「いつわりびと◆空◆」、2008年31号から始まった「アーティスト アクロ」などがはじあくと一緒に、サンデーの後の方に載っていることが多かった。どの作品がクラブサンデーに送られるか、といった品の悪いレース的な要素で見ている人もいるくらいだった。
もっともこれは、ジャンプの打ち切りレース的な盛り上がりまでには至らなかったので良かったと思っている。打ち切りと、媒体は変わっても続きが読めるという違いは大きかったかもしれない。
 この他にも、「お坊サンバ!!」や「オニデレ」と言った作品が当時は掲載順位が低かった。私はどの作品も読んでいて好きだったが、はじあくを本誌で読みたいという気持ちが強く、クラブサンデーに行くのがはじあく以外の作品であるようにと思ってしまっていた記憶がある。

 結果から言うと、はじあくは最後までクラブサンデーに送られることは無かった。上記の作品の中では「いつわりびと◆空◆」、「アーティスト アクロ」がクラブサンデーに送られることとなった。当時のクラブサンデーは、あまり人気がないと思われる作品を、クラブサンデーにて完結させるという役割を持っていた気がする。それは延命措置に近い形かもしれないが、私は打ち切りよりは良いかなと思ってしまう。
 ただ必ずしもそうではなく、「いつわりびと◆空◆」クラブサンデーに移った後も終わること無くこの文章を書いている7月17日現在も連載している。今やクラブサンデーの看板作品を担っているのだ。少年サンデーに残ったはじあくが終わり、クラブサンデーに移った作品の1つが未だに続いている……というのは当時を考えるとなかなかに面白いことだろう。

 では、はじめてのあくがクラブサンデーに送られなかった理由を考えてみよう。送られた作品より人気があった、というのが一番の理由なのは確かだろう。ただそれだけでなく、はじあくという作品のジャンルが「ラブコメ」だったことも関係しているのではないだろうか。
 サンデーといえば、昔からラブコメのジャンルが強い雑誌だった。それは現在のサンデーを見ても一貫していると思う。ただはじあくが連載していた時期のサンデーは、ラブコメ作品が弱い時期だったと私は思っている。
 サンデーのラブコメの看板作品は、連載が始まってからずっとハヤテのごとく!が担っていたのは間違いない。ただはじあくが連載している時にハヤテのごとく!は天王州アテネとハヤテの過去話を描いた俗に言う「アーたん編」を1年にも渡って続けていた。ぶっちゃけこれは長すぎたと思うのだが、ラブコメ要素がこのシリーズはあまり無かったのでサンデーのラブコメ成分が非常に薄くなっていたと思う。

 そんなサンデーにおいて、ラブがコメる様をニヤニヤ眺めていられる作品が「はじめてのあく」と「オニデレ」だった。この2つがクラブサンデーに送られなかったのは、やはりサンデー読者がラブコメというジャンル好きということが関係していると思う。ハヤテで満たされないラブコメ成分を、主にこの2つの作品で満たしていた読者は多いのではないだろうか。贔屓目かもしれないが特にはじあくの安定感は抜群で、載っていると安心した。結果としてオニデレよりはじあくが長く続いたのは、よりラブコメっていたからかもしれない。これも推測でしかないが、サンデーのラブコメ好きは多分むっちりより少しほっそりした女性キャラが好きと思われる。オニデレのキャラは全体的に、特に虹ノ瀬咲あたりがむっちりしていた。この作品も私は大好きなのだが、クリスタルな洋介先生の趣向にサンデー読者がいまいちピンと来てない印象を受けた。ヒロインの紗夜などは個人的にとても気に入っていたのだが……

 その後ハヤテがラブコメをするようになっても、はじあくは変わらず本誌で連載を続け、最終回を迎えた。最後は少し駆け足になったように感じたが、作者である藤木先生のブログにてそれは否定されている。むしろ編集部からは「もう少し続けてもいいよ」と言われていたくらいだったそうだ。
 途中ネビロス編でバトルがメインになったりしたこともあるが、はじあくは連載が始まってから終わるまで、その間のサンデーで一番安定して「ラブコメ」をしていた作品だと私は思っている。掲載順位としてははじあくはサンデーの中ではあまり高くないが、サンデーのラブコメ成分を高めるという意味では、非常に重要な役割を果たしていたと言えるだろう。

 サンデーで1つの大きな歴史書を作るとしたら、過去の名作や現在人気の「マギ」、「銀の匙」などと比べるとはじあくの扱いは非常に小さい、あるいは記述が無いかもしれない。それでも私は、連載中にはじあくがサンデーのラブコメを担っていたという事実は揺るがないと思う。知名度的には有名とまでは行かないが、サンデーにおける貢献度は決して低くないはずだ。

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)
藤木 俊

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[ 2012/07/27 22:14 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)
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